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幻冬舎ゴールドオンライン【第72回】連載更新のお知らせ
2022/10/18/09:16
[連載]相続のプロが解説!人生100年時代「生前対策」のアドバイス事例【第72回】
◆「義母さん、死んだら家を返してね」…亡夫の遺産相続の場で、先妻の子が放った強烈な一言
◇ひと回り以上年上の夫からの「口約束」
今回の相談者は、50代の専業主婦の山本さんです。亡くなった夫の相続の件で相談したいと、筆者の事務所を訪れました。
山本さんと亡くなった夫は、結婚して10年未満です。夫は再婚で、先妻との間に2人の子どもがいます。結婚当初すでに夫は50代で、子どもたちも成人しており、ふたりの結婚に反対する人はいませんでした。
「夫は私よりひと回り以上年上でした。夫亡きあとの生活を不安がる私に、夫は〈息子たちは独立して心配ないのだから、全財産は君に残すよ〉といつもいっていました。でも夫は、病気が判明してからわずか数ヵ月で亡くなってしまったのです。本当にあっという間で、当時は遺言書の作成まで頭が回りませんでした」
山本さんの夫の財産は、夫婦が暮らしていた自宅、退職金、年金、預貯金、保険、車で、相続税がかからない範囲に収まっています。続きはコチラから