夢相続ブログ
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幻冬舎ゴールドオンライン「生前対策」のアドバイス事例【第10回】
2022/02/03
[連載]相続のプロが解説!人生100年時代「生前対策」のアドバイス事例【第10回】
◆「私の実家を返して!」疎遠だった妹が、姉の入所先施設へ日参【相続のプロが解説】
◇高齢夫婦が暮らす邸宅は、妻の父から受け継いだもの
今回の相談者は、70代の長谷川さんです。長谷川さんは都内の閑静な住宅街に暮らしています。ゆったりと広い戸建て住宅は、もともと長谷川さんの妻の実家で、二人姉妹の長女である妻が受け継ぎました。
妻の父親は仕事中のケガが原因で足が不自由となり、また、母親もあまり体が丈夫でないため、長谷川さん夫婦は20年以上同居してサポートしてきました。妻の両親は長谷川さん夫婦に感謝し、妻の父親は、妻に自宅を含む財産の多くを残す旨、遺言書を書いてくれたのです。妻の両親が相次いで亡くなったあと、長谷川さん夫婦は妻が相続した家に住み続けました。
それから時は流れ、長谷川さん夫婦も高齢となりました。半年前、足腰が弱った妻が転倒し、それをきっかけに高齢者施設に入所することになったため、いまは長谷川さんが自宅で独り暮らしをしています。長谷川さん夫婦には子どもがいません。
長谷川さんの妻の妹は、両親との仲があまり円満ではありませんでした。また、妻の父親が、長女である妻に財産を大きく振り分けた遺言書を残したため、その内容に不満を抱いたことで諍いにもなりました。
妻の父親の葬儀後、親族が集まった席で、妻のおじおばたちは「たとえ遺言書がなくても、同居して介護を行ってきた長女が財産を相続するのは当然だ」と口々に言い、妻の妹は孤立してしまいました。そのため、父親が残した遺言書通り、母親の宝飾品の一部と、父親が遺言で指定した預金数百万円を受け取ったのみで、以後は疎遠となっていたのです。
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