最新情報

幻冬舎ゴールドオンライン【第41回】連載更新のお知らせ

2022/06/02/09:28


 

[連載]相続のプロが解説!人生100年時代「生前対策」のアドバイス事例【第41回】

◆「遺産はない、借入があるだけ」…長女の夫が巧みに誘導した〈相続放棄〉のウラ側【相続のプロが解説】

 

◇父親の遺産相続をめぐり、親族間で激しい対立

 

今回の相談者は、50代会社員の鈴木さんです。鈴木さんの父親は15年前に亡くなり、そして数ヵ月前に母親も亡くなり、相続手続きをすることになりましたが、そこで起きたトラブルについてアドバイスがほしいと、筆者の元を訪れました。

 

母親の相続人は、長女である姉と、長男の鈴木さん、二女である妹の3人なのですが、父親が亡くなった15年前、父親の店を継ぐ姉が、母親と鈴木さん、妹を相手に調停を申し立てたことから、ほとんど絶縁状態となっています。

 

母親は姉家族と暮らしていた実家を出て、妹夫婦が自宅に引き取り、面倒を見ていました。

 

父親は突然亡くなったこともあり、遺言書を残さなかったため、家族で分割協議をしました。しかし、姉の夫である義兄が割り込んで強い主張を繰り返し、話がまとまりませんでした。

 

父親がはじめた店は姉が継いでおり、実質義兄が取り仕切っています。義兄は自分の貢献度が高いと言い張り、自宅をはじめとする資産を姉に相続させるべきと言って譲りません。姉は義兄の言いなり状態です。

 

また義兄と姉は、鈴木さんの母親が父親の財産を浪費し、大きく減らしたと主張しています。そのため、商売を続けるのが大変になったとして、預貯金の分割にも難色を示しました。

 

鈴木さんの母親は、義理の息子とその言いなりになる長女に愛想をつかして実家を離れ、結局、義兄の主張通りの遺産分割となってしまいました。

続きはコチラから

まずはお気軽にご相談ください

相続は100人いれば100通り。お客様にとって最も好ましいオーダーメード相続。

代表・曽根恵子とスタッフが、相続に関するご相談を約1時間の面談でしっかりお伺いします

noimage

受付時間:月〜金(祝日のぞく)10:00〜17:00