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幻冬舎ゴールドオンライン【第46回】連載更新のお知らせ
2022/06/17/09:46
[連載]相続のプロが解説!人生100年時代「生前対策」のアドバイス事例【第46回】
◆やり手の起業家女性が「自宅は孫へ受け継がせたい」と願う、切ない背景【相続のプロが解説】
◇子どもを3人育て上げ、家まで建てた母の「憂鬱」
今回の相談者は、70代女性の牧野さんです。子どもと孫への相続の件で相談したいと、筆者の事務所を訪れました。
牧野さんは30年前に夫と死別し、その後は必死に働きながら3人の子どもを育ててきました。商才があった牧野さんは、起業してビジネスを軌道に乗せました。健康に恵まれたことも幸いし、70歳になるまで元気に働き、都内の人気エリアに自宅を購入することもできたのです。いまは仕事の現場を離れ、悠々自適の生活です。現在は、長女とその子、二男と同居しています。
じつは、牧野さんは数年前まで長男家族と同居していました。孫も生まれて円満に暮らしていたのですが、長男夫婦がある占い師に心酔したことで対立が増え、長男家族と激しい諍いが起こりました。その後、長男家族は「母親の面倒は看ない」と言い残し、家を出てしまいました。牧野さんもこの一件で、長男との関係修復をあきらめることにしたのです。続きはコチラから