【公募】家族をつなぐフォトコンテスト
【コメント】
妹が帰省し、一緒に祖母の入居している施設へ面会に行ったときの一枚です。
部屋が少し賑やかになり、ばあちゃんもいつも以上の笑顔になって、帰るのが寂しくなりました。
【コメント】
理容師である母と、祖母の施設へ。
母が、「顔っこ剃ってスッキリするべしなー(顔そってスッキリしようね)」と、祖母の顔そりをしている一枚です。
骨折してから施設に入居はしているけれど、ばあちゃんとはいつも、お互いを思い合うことができて嬉しいです。
【コメント】
叔母とふたりで祖母の施設へ面会に。年齢を足してみたら、ちょうど200歳だったのでみんなでスゴーイ!ちょうどだね!と大笑い。
小さいけれど大きな幸せを感じたときの一枚です。
【コメント】
プレゼントを持って祖母のいる施設へ面会に。ばあちゃんの好きな紫色の服はもちろん、明るくてさわやかな白の生地のものも、とても喜んでくれました。
小さなことでも喜んでくれるばあちゃんの笑顔が大好きです。
【コメント】
私の母は教員で、私を産んで2週間で職場復帰しました。
なので、一緒の敷地内にあった祖父母の家に預けられていました。祖父は働いていたので、曾ばあちゃんと、祖母と姉と私で子供時代を過ごしました。
物心ついたときには姉は保育園に行っていたので、私は祖母とおしゃべりしていました。曾ばあちゃんは和裁をやっていたので、別の部屋にいました。
私は絵が好きで、祖母は私が絵を描くたびに褒めてくれ、そしてお腹が空くと、味噌の大きなお握りを握ってくれました。
夏になると近所のお豆腐屋さんに500円を持たせてくれ、お使いに行かせてくれました。そして祖母と食べる、冷ややっこのお昼ご飯は忘れもしません。
私は子供の頃から神経質で、保育園の給食が嫌で、保育園に登園拒否をしたのです。両親は私を叱りましたが、祖母は「行ったことにしておいてあげるから、隠れていな」と私をかばってくれました。「なぜ、保育園に行かないのか!」と両親は私を問い詰めましたが私は絶対に親になんか言うものかと口を閉ざしていました。しかし、祖母には「給食が食べきれないと、先生が叱るから行きたくないの」と言えたのです。祖母は「そうなの、じゃあ、食べられるようになるまで家にいて良いよ」と言ってくれました。
そして私も小学校に入り、両親は仕事で遅かったので、学校からは祖父母の家に帰りました。「おかえり!」と毎日笑顔で迎えてくれました。私は学校の帰りの会の時に、その日の宿題を終わらせていたので、帰ってからは、テレビのある部屋で、祖母の握ってくれた味噌のお握りを食べながら、チラシの裏に絵を描いていました。お姫様ばかり描いていましたが、祖母が近所のお婆ちゃん友達に見せてくれ、そのお婆ちゃんたちが、裏白のチラシを集めて、たびたび持ってきてくれました。
ある日祖母が言いました。「くーちゃんと、おら(私は)は50歳違いだから、くーちゃんが成人式の時に、おらは70歳だなぁ」と。20歳になるのはあっという間でした。約束通り、振袖を祖母は買ってくれました。「お婆、70歳になったね」と私が祖母に行ったのを覚えています。
それから私は、家を出て、東京などで働きました。でも祖母には毎日絵ハガキを書いて出していました。約20年間、毎日出していました。祖母はそれを全部取っておいてくれました。
しかし、祖母の90歳の誕生会をやった次の日、祖母は寝込んだまま起きられなくなりました。在宅診療の先生に来ていただき、見てもらったのですが、良くなることなく、歩けなくなり、老健に入所しました。
90近くなってきてから、少し認知症の気はあったのですが、今は母(祖母の娘)と、私の事しかわかりません。今は手紙も出せませんし、文字も読めません、施設に会いに行き、祖母を抱きしめてを握り、祖母の話を、うんうん、と聞いてあげる。子供の頃、祖母に私がしてくれていた事を私がしています。この写真は、最近施設に行ったときに撮った写真です。
施設に行くたびに、ツーショットの写真を撮ってきます。私のハードディスクに、その写真が山ほどあります。今は呆けてしまいましたが私の名前も絵の仕事をしていることもわかってくれています。祖母は、育ての母です。今、92歳。まだまだ長生きしてほしいです。
【コメント】
我が家では盆と正月に家族が集まります
年に二回しか会えない孫達ですが仲良しです
今回も電子ピアノの前で音楽会です
【コメント】
母の米寿祝の日に家族が集まりお祝い
ひ孫に囲まれたおおばあばは嬉しそうです
まだまだ長生きしそうです
【コメント】
息子家族との旅行
孫にとっては初めてのぶどう狩り
パパと楽しんでいます
↓コンテスト概要・詳細
【公募ガイド 4月号】2019年3月9日(月)発売に掲載!
応募受付 2019年3月1日-5月31日(消印有効)
作品の募集を締め切らせて頂きました。
沢山の応募を頂き、誠に有難う御座います!
一般社団法人 家族をつなぐ コミュニケーション研究会