夢相続コラム
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【相続相談事例】大手税理士法人は話も聞いてくれない!著者にも会えず
2022/07/26
【相続相談事例】大手税理士法人は話も聞いてくれない!著者にも会えず
■相続対策のために書籍を読んだ
新幹線に乗って地方から相談に来られたAさんは70代。父親が10年前に亡くなりましたが、母親はその前に亡くなっていて配偶者の特例が使えず、相続税の納税には苦労したといいます。そのときは預金だけでは足りずに土地を一部売却して納税を済ませました。
Aさんも70代となり、そろそろ自分の相続のことを考えないといけないと思い、アマゾンで数冊の書籍を購入して読んでみたといいます。そのうちの1冊が、「改定新版 図解 相続税を減らす生前の不動産対策」でした。
Aさんの一番の心配は父親の時と比べて相続税がどれくらいになっているかということでした。自分では計算ができないので、アドバイスしてもらいたいということです。
■財産の大部分が不動産
Aさんが父親から相続した財産の大部分が不動産です。父親は遺言書を残していて、妹と弟にはそれぞれが家を建てている土地を渡し、その他は長男のAさんに相続させ、家を守るようにという内容でした。相続税は妹、弟は預金から払うようにと書かれていて、Aさんは土地を売却することで賄いました。
結果、Aさんは自宅とアパート、駐車場の賃貸不動産、他に農地、山林があります。数が多いため、相談日までに父親のときの相続税の申告書類と現在の固定資産税納付書を送付してもらい、相談に来られた時には不動産の概算評価もして、相続税額の試算もしてありました。父親のときよりも当然、減っていますが、相続税の基礎控除が下がったことから相続税はほとんど同じ数千万円となる計算がでした。
■これからできることを提案
Aさんの相続人は配偶者と子供2人です。父親の相続のときと違い、配偶者の特例が使えますので、納税は楽にできるかもしれません。しかし、課題は「不動産対策」です。
賃貸事業で収益があるところはいいのですが、広すぎる自宅の土地をはじめとして、駐車場や空き地など収益のない土地が多いのです。全部の土地は使い切れないと思われます。そこで、相続税の節税と土地活用を合わせて「相続プラン」を立てて、対策を進めたほうがいいことをアドバイスしました。Aさんは書籍を読んで頂いていることもあり、即決されて委託書にサインをして帰られました。後日、現地調査に伺って、不動産の評価をし、金融資産も合わせてこれからの相続対策の選択肢を提案書にまとめてご提案、実務のサポートをします。
■大手税理士法人では話も聞いてもらえない!
Aさんは、相談が終わったあとのアンケートに「大手税理士法人にも話を聞きに行ったが、地方ということで親身に話を聞いてもらえなくて悔しい思いをしました。夢相続では著者である代表自ら話を聞いてもらえて、とても嬉しかったです」と書いて下さいました。その税理士法人では代表税理士が書籍を何冊も出していて読んだことから相談に行ってみたということですが、代表が出てくることはなく、ろくに話もきいてもらえなかったと言われました。
■まさか著者が話を聞いてくれるとは!
「著者が直接話を聞いてくれるとは思わなかった!」とよく言われますが、直にお話を伺ってアドバイス、ご提案をしてこそ、実例になります。お客様と同じ目線でお話を伺うところが夢相続のサービスであり、強みだと言えるかもしれません。相続のご不安がある方はご相談ください。最初のご相談は無料です。
弊社では様々なプランをご用意しております。
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