夢相続コラム
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【相続ストーリー】~相続税を2億円以上節税できた清水さんの相続成功ストーリー~④
2019/05/13
【ステップ5・評価と節税案】どんな節税策がとれるのか?効果的な節税方法の策定
(評価額の確認と節税案の提案と検討)
■清水さんのタイムスケジュール・7ヶ月目■
7月 現地調査後の評価が算出できたので、相続チームがミーティングしたいと連絡があった。
事前に当日の書類を送ってもらい、確認をする。
相続チームとミーティングの実施。
1.財産一覧と評価の仕方の説明、2.分割案の提案、3.名義預金、4.納税猶予について、等
分割の仕方により、納税額が変わることが確認できた。
母親が高齢のため、今回特例で節税すると、二次相続では相続税が多くなるので
対策が必要だとあらためて認識した。
◆専門家の実務◆
[相続コーディネーター]
・税理士、不動産鑑定より評価をまとめて報告をする。
[税理士、不動産鑑定士]
・分割の案を作り、納税額の違いをシミュレーションする。
[税理士、不動産鑑定士]
・不動産鑑定評価書の作成と内容の説明をする。
◇注意ポイント◇
・納税額を減らして節税するか、納税は増えても分けるのか、事情により選択する。
・遺産分割案の比較シミュレーションは税理士が担当する。
【ステップ6・分割案】効果的な遺産分割の決め方は? 節税と二次相続を考える
(遺産分割協議と協議書の作成)
■清水さんのタイムスケジュール・8ヶ月目■
8月 遺言書はなかったので、相続人全員で遺産分割協議の話し合いが必要となった。
相続コーディネーターからの分割案のアドバイスを元に節税でき、
二次相続でも不安がない分割案を選択した。
自宅は母親が相続する。その他の土地は同居する長男の清水さんが相続できるようにし、
姉と代襲相続人には現金を渡すことで、全員の合意が得られた。
◆専門家の実務◆
[相続コーディネーター]
・自宅に同居し、アパートや駐車場の賃貸事業をサポートしてきた清水さんが不動産を相続していけるような
分割案を作成する。
・税理士に納税猶予額を算出してもらい、分割案に反映させる。
・清水さんが相続する土地を売却し、他の相続人には現金を渡す案を提案する。
・売却の委託をもらい、売却活動を開始する。
[税理士、不動産鑑定士]
・分割案による、納税額を算出する。
[司法書士]
・遺産分割協議書の内容を確認する。
・登記費用の見積もりを出す。
※資料 申告に必要な書類一覧
◇注意ポイント◇
・遺産分割を早く決めることで余分な税金はかからない。
・共有名義は避けて土地を分ける。
・土地を分筆すると評価が下がる。
・配偶者の税額軽減の特例を最大に利用する。
◇相続コーディネートの手続きプロセス◇
【ステップ1・財産の確認】相続財産はどれくらい?早めに確認
(財産と相続人、遺言の確認)
【ステップ2・相続相談】相続の専門家に相談する!
(相続相談で進め方をイメージする・費用の見積もり)
【ステップ3・専門家の選択】誰に頼むのか?専門家の選択が重要(効果を確認して契約)
【ステップ4・財産の調査】不動産調査で変わる!名義財産の確認
(不動産の現地調査、名義財産の確認、評価、税額の算出)
【ステップ5・評価と節税案】どんな節税策がとれるのか?効果的な節税方法の策定
(評価額の確認と節税案の提案と検討)
【ステップ6・分割案】効果的な遺産分割の決め方は? 節税と二次相続を考える
(遺産分割協議と協議書の作成)
【ステップ7・納税案】納税はどうする?納税できることが大原則
(納税案の検討、納税資金の準備)
【ステップ8・申告】相続税の申告、納税は期限を厳守!税務調査を想定した書類作り
(相続税の申告書作成、申告、相続税の納税)
【ステップ9・名義替え】名義替え、財産分割は円滑に進める
(不動産登記、預金の解約、等)
【ステップ10・生前対策】二次相続に備え、生前の節税策を検討する
(今後の生前対策の検討・取り組み開始)
コラム執筆
私は相続対策のご提案とサポートをする夢相続を運営しており、いままでに1万4500人以上の相続相談を受けて、アドバイスやサポートをしてきました。
圧倒的な実例を見ているからこそ蓄積してきたノウハウや相続のコツがあります。
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