夢相続コラム
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【相続ストーリー】~相続税を2億円以上節税できた清水さんの相続成功ストーリー~⑤
2019/05/14
【ステップ7・納税案】納税はどうする?納税と分割ができる資金計画が大事
(納税案の検討、納税資金、分割金の準備)
清水さんのタイムスケジュール・9~10ヶ月目■
9月 納税案、分割金の捻出案について、提案の通りとして納税猶予を受ける土地を決める。
納税額に合わせて、利用度の低い土地を売却することを決断する。
売却の委託をした。
予定通りに売却が進み、売買契約をした。
10月 土地の残金決済にて残金を受け取った。
◆専門家の実務◆
[相続コーディネーター]
・土地に優先順位をつけ、残す土地、売却する土地の目安を提案する。
・土地売却の価格査定書を提示し、売却予定額と手取額を算出する。
・売却地だけの遺産分割協議書を作る場合は判断をする。
・申告期限にあわせて土地の契約、決済の段取りをする。
[税理士]
・分割の案による、納税額を算出する。
※資料 納税案のご提案
◇注意ポイント◇
・資金計画が大事となる。
・土地は利用度により、優先順位をつけて考える。
・土地を売却せずに延納することもできるが、返済原資と担保が必要になる。
・売却地は代表者が相続し、契約の実務も担当した方が煩わしさはない。
・土地の代金を相続財産の分割金とするには、遺産分割で代償金とする。
【ステップ8・申告】相続税の申告、納税は期限を厳守!税務調査を想定した書類作り
(相続税の申告書作成、申告、相続税の納税)
清水さんのタイムスケジュール・9~10ヶ月目■
9月~10月 相続税の申告書の内容について、税理士が説明。
全員で申告書に押印し、申告の提出を税理士に委託した。
◆専門家の実務◆
[相続コーディネーター]
・遺産分割協議書通りの内容になっているか、財産の記載漏れがないか、等の観点で、相続税の申告書を確認する。
・相続税申告書の調印日の段取りをする。
[税理士]
・相続税の申告書を作成する。
・調印が終われば、申告書の提出も税理士の業務である。
◇注意ポイント◇
・相続税の申告書は税理士の業務だが、コーディネーターの立場でも確認する。
・遺産分割協議書通りの内容になっているか、財産の漏れがないか等、確認する。
・申告期限は厳守し、相続人全員の調印が終わっている必要がある。
・相続人全員に税理士が申告書の内容や相続税額についての説明をし、調印する。
・相続税申告書の調印の場等はコーディネートの担当が日時の連絡をし、まとめる。
・相続人が税務署に出向くという必要はない。
・申告期限までに遺産分割協議が終わっていない場合は、未分割のまま法廷割合で相続税の申告をし、納税をする。
・未分割の場合は、特例が使えないが、分割がまとまった時に修正申告をすれば、還付される。
◇相続コーディネートの手続きプロセス◇
【ステップ1・財産の確認】相続財産はどれくらい?早めに確認
(財産と相続人、遺言の確認)
【ステップ2・相続相談】相続の専門家に相談する!
(相続相談で進め方をイメージする・費用の見積もり)
【ステップ3・専門家の選択】誰に頼むのか?専門家の選択が重要(効果を確認して契約)
【ステップ4・財産の調査】不動産調査で変わる!名義財産の確認
(不動産の現地調査、名義財産の確認、評価、税額の算出)
【ステップ5・評価と節税案】どんな節税策がとれるのか?効果的な節税方法の策定
(評価額の確認と節税案の提案と検討)
【ステップ6・分割案】効果的な遺産分割の決め方は? 節税と二次相続を考える
(遺産分割協議と協議書の作成)
【ステップ7・納税案】納税はどうする?納税できることが大原則
(納税案の検討、納税資金の準備)
【ステップ8・申告】相続税の申告、納税は期限を厳守!税務調査を想定した書類作り
(相続税の申告書作成、申告、相続税の納税)
【ステップ9・名義替え】名義替え、財産分割は円滑に進める
(不動産登記、預金の解約、等)
【ステップ10・生前対策】二次相続に備え、生前の節税策を検討する
(今後の生前対策の検討・取り組み開始)
コラム執筆
私は相続対策のご提案とサポートをする夢相続を運営しており、いままでに1万4500人以上の相続相談を受けて、アドバイスやサポートをしてきました。
圧倒的な実例を見ているからこそ蓄積してきたノウハウや相続のコツがあります。
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