夢相続コラム

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「家族にやさしい“ほほえみ相続”をしよう」(4)

2021/02/04


「家族にやさしい“ほほえみ相続”をしよう」(4)
~感情面、経済面に配慮した「相続プラン」でコュミニケーションを~

.【感情面の提案】 ■遺言書で意思を残すことで争いは防げる

○遺言がないと相続人は迷い、争う・・・意思を残すことの大切さ
多くの方は、円満に話し合いができるのであれば、譲歩してもいいというのが本音です。「きょうだいとは争いたくない」「相続はなるべく円満に済ませたい」という気持ちだと言えます。しかし、それでも、亡くなった人の意思が見えない上に、隠し事があるなどの理由から実の兄妹姉妹だも簡単にもめてしまう現状があります。

○「もめない相続」を残すことも財産・・・本人の意思で実現できる
子供たちがもめないためには、遺言書を残しておくことが解決策になります。意思表示もなく、あとは残された人がなんとかするだろうというのでは、うまくいくはずがありません。財産を持つ人の責任として、配慮ある分け方を決め、明確に決めておきましょう。遺言書にして意思を伝えておかなければ、残された人に迷いや欲を持たせるものです。

○遺言書はこっそり作らない・・・誰かが作らせたと思わせずにオープンに
遺言書があれば万全と思いたいところですが、遺言書の存在を知っていた相続人の一部に財産の分け方が偏っていれば、悪感情を引き出すことになり、もめることになります。それを避けるために「遺言書はこっそり作らない」ことが大事なのです。いままでの遺言書は「こっそり書いて、誰にも見つからないように隠しておく」というイメージでしたが、これではうまくいきません。争いのない相続を用意しようというのであれば、遺言書は相続人全員に作ることや内容をオープンにしておくことが必要だと言えます。

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