夢相続コラム
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「家族にやさしい“ほほえみ相続”をしよう」(9)
2021/02/12
「家族にやさしい“ほほえみ相続”をしよう」(9)
~感情面、経済面に配慮した「相続プラン」でコミュニケーションを~
【不動産対策・資産組替】持ち続けるより組み替える時代になった
◇空き家では維持できなくなる
生まれ故郷を離れて生活してきた人でも、相続の機会に親の家を引き継ぐことがあります。しかし、すでに家族が住む自宅を離れて実家に戻って生活することがなければ、親の家は空き家となることでしょう。しかし、これからは空き家が課題となります。
空き家でも土地の固定資産税は通常の6分の1に軽減されてきましたが、今年になり「空き家対策特別措置法」が成立したことにで軽減措置は受けられなくなり、老朽化した建物は解体命令も出せるようになります。空き家の維持は税金が高くなり、難しくなります。
◇立地や形を変えて価値を活かす資産組み替え
不動産は、活用できてこそ価値を生むわけですから、使わない場合や負担となる場合は売却して価値を生む形に変える方法を検討しましょう。不動産を持っているだけで財産になる時代は終わりました。家族の状況も変わるので、不動産もそうした状況の変化に合わせて立地や形を変えて価値を活かすことを考える時代だと言えます。
◇実例 父親の自宅を売却した斉藤さん
齊藤さん(40代男性)は姉と2人で、父親の故郷にある空き家や周辺の畑を相続しました。斉藤さんも姉も父親の故郷で暮らしたことがなく、今後も住むことはなさそうです。そこで、2人で売却することを決めて、数ヶ月で売却することができました。売却代金で齊藤さんは新たな不動産を自分の居住地で購入することができたのです。空き家の実家を維持する不安から解消され、斉藤さんにも姉にも、いい決断だったと言えます。
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