【相続実務士の６つのポイント】４.相続対策の発想力

2021/01/12

【相続実務士の６つのポイント】４.相続対策の発想力

相続対策の発想力・・・具体的な対策プランを発想、立案、資料化する

■ご家族の最良のストーリーを発想する
相続コンサルタントは、生前の相続対策、相続後の対策、さらには次の相続対策までといった「相続の全てをコーディネート」します。「オーダーメード相続のストーリーを描き、有形、無形の財産を残す」ことを業務内容としています。
お客様の財産の維持継承や節税対策だけでなく、ご本人の意思やご家族の気持ちに配慮したストーリーを描くようにしており、ご本人や相続人の方の意見を尊重しながらも、遺産分割や財産評価、申告や納税について、今までの経験やノウハウを生かして最良のストーリーを提案することで、相続がスムーズに終えられ、これからの生活へつながる道が開けて家族のコミュニケーションが取れて絆が深まるきっかけ作りをします。
財産を残すだけでなく、身内の争いを残さないことも精神的には大きな財産になります。当事者では感情的になり、冷静な判断ができないこともありますので、そうした感情の整理や橋渡し役となって、争わない無形の財産を残して頂くサポートをします。

■お客様にわかりやすい資料つくりをする=見える化
提案書の内容は、オーダーメードですので、内容は、お客様に合わせて個々に違います。家族の状況から、相続人を特定し、相続税の基礎控除を説明します。財産の内容では、不動産の全部は現地調査をしますので、現地写真や地図も載せて、見てわかるような資料にします。公図で地形を確認し、簡易測量で面積を出します。路線価図も合わせて添付します。
全部の財産について確認ができると、財産の一覧表を作成し、相続税クイック診断のフォームにて相続税を算出します。あわせて相続税がかかる場合は、節税対策の提案内容を用意します。
節税対策に関しても、対策の方法と節税効果、メリット、デメリット、他の選択肢などを、わかりやくす説明した内容にします。難しい内容や数字ばかりを並べても、わかりにくいため、理解して決断していただくためには、できるだけシンプルにし、節税効果などを数字で説明するようにします。お客様が理解頂ける目線に合わせた内容にするようにします。