夢相続コラム

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ケアマネージャーが押さえておきたい 争いを防ぐ“円満相続”のポイント(3)

2021/06/10


ケアマネージャーが押さえておきたい 争いを防ぐ“円満相続”のポイント(3)

(3)もめないためにはどうすればいいか
法律や専門家任せにしては絶縁になることも

親が亡くなるまで相続のことなんて話できないという方は「法律を頼りにすれば大丈夫」「相続になってから専門家に頼めばいい」という気持ちがあるかもしれません。けれども、法律を頼りに、家庭裁判所の調停を申し立て、弁護士に依頼をしても、きょうだいが絶縁になってしまったのでは一生悔いが残るのではないでしょうか。
相続はご家族の問題なので、法律では割り切れないことがあったり、一律ではない配慮が必要だったりしますので、それを他人任せにしてしまうとこじれてしまい、感情的な対立となり、許せなくなり、絶縁への引き金になることが多々あります。

もめない相続のために”感情面”に配慮する

何事もオープンにして、家族のコミュニケーションを取りながら、互いに思いやりの気持ちをもって進めるならば、家族の絆が深まる機会にもなり、もめる要素はなくなります。
専門家に頼めばよいと任せきりにするのではなく、法律に頼るのではなく、家族で相続の在り方を作っていこうと考えてはいかがでしょうか。相続は専門家のものではなく、家族で考え、互いを尊重しながら取り組む家族のテーマになりうるものだと言えます。

“円満相続”に乗り切るポイントとは

“円満相続”にするためのポイントを知っておきましょう。

(1)普段からコミュニケーションを取っておく・・・いざとなっては円満にいかない
(2)財産や生前贈与はオープンにしておく・・・疑心暗鬼のもとをつくらない
(3)寄与や介護の役割分担の情報共有をする・・・一方的な主張にならないようにする
(4)遺産分割でもめないようにしておきたい・・・もめたら節税できない
(5)自分の意思を残して伝えておく・・・遺言書もオープンに、こっそり作らない

もめないためのポイントを知って、家族で共有してもらえば、深刻なもめごとには発展せずに、“円満相続”として乗り切ることができるでしょう。

弊社では様々なプランをご用意しております。
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