夢相続コラム

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【預金】老後の現金って必要?親世代は使わない(4)

2021/04/13


親から相続するとき 知っておきたい対策のポイント
4.【預金】老後の現金って必要?親世代は使わない(4)

【実例1】高齢者賃貸住宅で快適に暮らすTさん まとまったお金は不要

Tさんは80歳。70代の妻から先に体調を崩し、Tさんが介護をしてきましたが、2年ほどで亡くなってしまったのです。自宅は、Tさんと息子の2人暮らしになりました。息子はまだ30代で、仕事が忙しく、独身です。Tさんは、息子の負担にはなりなくないと、高齢者の賃貸住宅を探して転居しました。
食事や身の回りのサポートをしてもらえて、普段はボランティアや協会のことで動き回ることができ、とても快適な生活だと言います。賃貸住宅と食費などの費用は月額20万円に納まるため、年金で十分賄える金額です。
このままでは、お金は減らずに相続税が増えるばかりですので、なんとかしたいと相談に来られました。できるだけ息子が維持しやすい財産にして、残していきたいと言うご希望でしたので、区分マンションの購入をお勧めしました。
預金6000万円で2つの区分マンションを購入して評価を下げて家賃が入りました。

親の相続対策を進めるためのチェックポイント【預金】

□親の預金口座がわからない
□親が預金など金融資産を教えてくれない
□親がまとまった預金をもっているか?
□親の財産は相続税がかかるか?
□親の老後はどこで生活したいか聞いていない

相続実務士のアドバイス【預金】

・銀行に預けておくことがゴールではない
・親の金融資産の確認は生前にしておくこと
・相続税がかかるか否かを早めに確認して相続対策のプランをつくる
・有料老人ホームは相続税の節税にはならない。最後まで自宅も選択肢。
・まとまった金額を残す時代ではなく、活用する時代

親の相続対策を進めるためのチェックポイント【贈与】

□親は生前贈与に理解がありそうだ
□親の相続まで待つより早くもらいたい
□親は金銭的な余裕がある
□親は納税用にお金を貯めている
□親は認知症にはなっていない

相続実務士のアドバイス【贈与】

・現金で贈与するよりは不動産にしてからのほうが効果的
・不動産で贈与する場合は賃貸事業をしたのちとする
・2500万円までは相続時精算課税制度を利用したほうが得策

弊社では様々なプランをご用意しております。
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