夢相続コラム
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【資産組替の実例】住まない自宅を売却し都心の不動産に買い替えた関さんの事例
2017/12/04
CASE STUDY 関さんの場合
課題 誰も住まない自宅は金食い虫
関さんの父親は昨年亡くなり、土地、建物など財産は関さんが相続しました。関さんは父親とは同居しておらず、独身で一人暮らしです。高齢になった父親の世話をする必要もあり、フルタイムの仕事をすることはできませんでした。母親は20年も前にすでに他界しており、妹も亡くなったため、自分の相続人は2人のおいになりました。
父親の相続財産の中で大きな割合を占める自宅不動産をどうするかが課題でした。自分の住まいとは離れたところに立地しているうえに、住まない父親の家を持っていても収益もなく、固定資産税などの税金がかかるだけ、という状態です。
ポイント①住まない家は売却してしまう
自宅を壊してアパートを建て、賃貸収入を得ることも検討しました。しかし関さんの住まいと離れていることから、思い切って売却して、立地の良い地域で収益不動産(賃貸マンション)を購入することを提案しました。
父親の家は、閑静な住宅街にあり、面積は180坪ほどあります。二方が道路に面した整形地なので、建て売り住宅に適しています。
そうした好条件が幸いし、ほどなく売却することができました。
ポイント②4つの賃貸マンションに分けてリスクを分散
賃貸経営は、1つにまとめるよりは、分けたほうがリスクを分散できると判断しました。
今回のケースの場合、4つの賃貸マンションに分けて購入し、それぞれ賃借人も決まりました。
物件を選ぶ基準は、駅に近く住環境も良いこと、売却するにも流通しやすい価格帯にすることなどです。
毎月、安定した賃料を得ることができ、生活の基盤も確保できるようになりました。売却で得た金銭を貯金し、日々の生活費として切り崩していくだけであれば、預金が減る不安があります。けれども、毎月安定した収入を得るようになったことで、精神的な不安からも解放され、落ち着いた生活を取り戻すことができたと喜んでいただきました。
自宅に居住するのならいいですが、そうでないなら売却し、収益不動産に組み替えるのも一つの手です。安定収入を得ることで、将来の不安をやわらげることができます。
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