夢相続コラム

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【相続相談事例】遺言実例【同居・介護】同居してきた長男に財産を多く渡したい神田さん

2022/05/11


【相続相談事例】遺言実例【同居・介護】同居してきた長男に財産を多く渡したい神田さん

■相続人関係図

遺言作成者 母  神田佐知子さん 80代 
推定相続人 長男 神田50代 二男40代 (家系図)

 

■家族と相続の状況〈長男と同居、次男は外に出ていてあまり顔を出してくれない〉

神田さんは二人の息子に恵まれました。長男は結婚の機会を逃してしまい、
独身ですが、お陰でずっと同居してくれており、親からすれば親子で
仲良く過ごしてきました。二男は結婚を機に家を離れてたため、家族を優先するため、
ほとんど実家には顔を出さないようになりました。

神田さんは、昨年、夫を亡くし、相続の手続きをしました。円満な家庭でしたので、
夫は遺言など思いもしなかったのでしょう。長男が中心となって手続きをしましたが、
細かいところで次男が文句を言う場面があり、簡単に決まると思っていたのに、思い外、
時間がかかってしまいました。
これでは、自分がいなくなったら、ますますうまくいかないのではと不安になったのです。

■遺言を作る理由〈兄弟で紛争になってしまうことを避けるため〉

親がいなくなると兄弟二人になります。いくら兄だからといっても話し合いで弟を
納得させることができるか、わかりません。夫の相続手続きで、次男の性格がわかったため、
やさしい長男では対抗できず、実家を売って等分に分けることになったり、
もめてしまうかもしれません。

しかも、長男は独身のため、次男ともめると頼る人がいなくなり、老後の不安も出てきます。
こうした不安がなく、兄弟仲を保てるよう遺言をしておきたいと考えました。

 

■遺言がないと困ること

・同居して面倒を看てもらっている長男に多く相続させたい
・二男が等分の財産を請求されると実家も売却しなければならない
・二男への配分が少ない理由を残しておかないと紛争の種になる

 

■相続実務士からワンポイントアドバイス

・遺言書を残しておくことで、実家を残して継承してもらえること
・付言事項で分け方の理由を記載し、気持ちも添えると説得材料となる

 

相続実務士から

親の意思を遺言書として残しておくことが最良の説得材料になり、もめない財産となります。

 

弊社では様々なプランをご用意しております。
お気軽にお問い合わせください。

 

 

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